2007年9月30日日曜日

打ち間違いの英文

お父さんと息子と海外留学生のJohnが登山をしています。

Father: Ok. Do you want to have a rest here?
John: Yes, I do. I'm a little tired.

という高校入試の過去問をワードで打ち込んでいたのですが、打ち間違えました。

Father: Ok. Do you want to have arrest here?
John: Yes, I do. I'm a little tired.

注: have a rest 「休憩する」
   arrest 「逮捕」

文法的、フォーマルには「逮捕する」は make arrest ?になると思いますし、haveで意味が通じるとしても、父がJohn に聞いているので、能動的に解釈して、逮捕するのはJohn(つまり、John が刑事)になるのだろうと思いますが、中学生のように、英単語と日本語を一語一語対応させて、文章を考えると、想像力の豊かな人はこう考えます。

父: 「じゃあ、ここで逮捕してもいいんだな? (ここで逮捕されたいか?)」
ジョン:「はい。俺・・・、もう疲れました(号泣)」 

実に平日サスペンス劇場の香りプンプン! 入試問題ではありえない対話になりますな。

改めて考えてみると、  a rest 「休息」
              arrest 「逮捕」    なかなか真実を含んだスペルではないですか?
逮捕されて、拘置所にぶち込まれ、服役が確定すると、それは人生の休息になりますな。
もちろん服役に至るまでの取り調べや、服役してからの労役はあるのでしょうが、犯罪を犯すに至った人は、いろんな形で休息、(場合によっては永久の休息)がありますわ。もちろん被害者感情があるので、加害者に休息なんて、けしからん!という声もありそうですが、現在の法体系における服役は、加害者に休息を与えるものですな。

一方、被害者は、精神的休息は生涯訪れないのでは? 

これでは、あまりに不公平だと思いますよ。人間は順応する生き物なので、年度別の労役なんか、工場労働者とそんなに大差なく、シャバが拝めるかどうかだけの差で、刑務所内が社会の全てだと思えば、そんなに過酷な業でもないような気がします。(もちろん、犯した罪と対比してですが)

何が言いたいかというと、殺人やそれに類する犯罪を犯した奴には、文字通りの終身刑を課し、その労役も、自分とは関係ない、一般市民の経済循環に役立つだけの無償労働で、それも野麦峠並みのえげつない労役にすべきだということです。今の労役では、have a rest だと思いますわ。

被害者にもある人権解釈、また、それに至るまでの精神鑑定が、うじゃうじゃなされていますが、事情にもよりますが、明らかな無差別殺人だけは、上記の刑をしてもいい気がします。もちろん冤罪がないように、無差別の現行犯だけになりますが(大阪の付属中学で無差別殺人犯したT間のような例)。

単なる、英文打ち間違いのブログのつもりが・・・・。 でも死刑廃止にして、すごく苦しい労役を課す方がいい気がします。人間死んだらなんでも償えるというものではありません。死んだら終りだわ。

犯罪者の死もあれば、善良者の死もありますな。明後日は実父の十数年目の命日です。親父は善良な人でした。今頃わかります。    

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