2010年11月13日土曜日

断酒を断つ

11月2日に断酒を決断!

11月13日に断酒を断つことを決断!

あはは・・・・。 


この10日間の俺はえらかった。間違いなくえらかった。

3日は祝日であった。祝日は夕方から飲むのが当たり前であったが、緑茶と水でなんとかしのぐ。

4日は仕事を終えて帰り道、コンビニに寄る。
寄ってから買うものがないことに気付く。「そうだ、ビールは買わないのだ・・・。」


6日にライブがあり、7日に消防団の慰労会があった。どちらも爆飲必至の行事であり、俺にとってこれらの行事の日に酒を飲まないなどということはありえないことであった。

だが、俺は断酒の誓いを胸に、ただただじっと耐えた。自分がとても意志の強い人間に思えて、しらふで酔えた。

ちょうどニュースで、TOTOのスティーブ・ルカサーが、酒とタバコをすぱっとやめたとの報を聞いた。

俺はスティーブに共感した。中学以来聴いていなかったTOTOのテープを取り出して聴いた。何だか“isolation”な気分になった。

TOTO便器に小便をぶちまける。緑茶と水とコーヒーしか飲んでいないのだが、妙に“lion”みたいな色の尿、決して健康ではない。


断酒を始めたのが火曜日である。水曜日朝に体調に異変があり、夜に発熱。
木曜・金曜とパブロンしながらだましだまし過ごす。

いつも俺は早めのパブロンで、風邪をだらだらと長引かせることはなかったのだが、今回は長引いた。

土曜日ライブも声がいまいち、日曜の消防団行事と宴が終わった後からまた発熱。月曜日に医者に行くと、インフルエンザではない。一般的な風邪でもないという。

「CRP」の数値が異常値を示していて、何か菌が体内で暴れているのでは?との診察。クラリスロマイシンという抗生剤を処方してもらい、4日服用するも、どうも体調が思わしくない。

おまけに一緒に処方してもらった、熱を下げて炎症を抑える「ボルタレン」とかいう錠剤が効くのなんの・・・。注意事項として「眠気やめまい」と書かれていたが、見事に要注意の眠気と目まいが終日俺を支配する。

今まで処方してもらった薬はほとんど副作用を感じなかったのだが、断酒したからであろう、見事に効く。

夜は毎日「損保商品専門」の試験勉強をするが、これまた見事に頭に入らない。活字を見ると眠くなる。パソパソする気も失せて、毎日21時くらいから布団に沈没する。


そして今夜、嫁からの天の一声がある。「毎日飲むのはよくないけど、週末くらいは適度に飲んでもいいんちゃう?」


迷わず俺は、「そ、そやな・・・。ビ、ビール買ってくる。」とコンビニ直行、グビっと飲んでからパソコンを開いた。

喉のいがらっぽさが消え、体調はすこぶる良い。

こうして断酒の日々は終わった。意志薄弱の短期間ではあったが、全く飲まなかったこの期間は貴重な体験であった。

まただらだらと毎日500ml×4本&焼酎数杯という酒量に戻るのではなく、適度な酒量を保つという、新たな戦いが待っている。ある意味断酒よりも過酷な日々になるかもしれないが、体調の異変は少なく、休肝も出来るだろう。

何より、タバコを先に止めなければ・・・と、次なる意志との戦いに向けて、麦芽と共に気合を注入している次第である。


面白いことに、普通、「ビールっ腹」というように、酒飲みの腹が出る事例が多いのだが、俺は出ていなかった。減量前のボクサーくらいの腹を常にキープしていて、体重も64キロを20年以上、何の苦労もなく維持していたのだが、断酒した10日くらいの間に4キロも増えた。腹も少し出たような気がする。

禁煙した後に太るというのならわかるのだが、断酒で太るというのがよくわからない。食欲はむしろ減り、食べる量もほぼ同じであったのだが、とにかく太っていた。睡眠時間が増えたことくらいしか原因がわからない。


とにかく、断酒を断った。断ってしまった。断たずにはおれなかった。断ってよかったかどうかはわからない。

開き直りも卑下もしないが、またダラダラと垂れ流し飲みをすることだけは避けたいものである。

長生き出来ればいいのだ。長生きを妨げる要因となることを避けたいのである。俺の臓器達が悲鳴をあげていれば休みを与えてあげ、潤いを欲していればアルコールを垂らしてあげる。

自分の体に1番適した名医に俺自身がなって、家族のため、俺のために長生きしたいと思っている。


仕事は先々の展望は決して楽観できるものではないけれど、中・短期的にはぽつぽつと成果が出てきている。提携できる自動車屋を数件開拓したので、それなりに契約は挙がってきているが、本来のコンサルティング営業という理想には近づいていない。

仕事も身体も良きコンサルタントとして過ごしたいものである。

明後日からまた研修で千葉に行く。1週間の缶詰研修だ。今回は生保の研修になる。

リスク・コンサルティングについて学ぶ予定だ。

俺自身の気管支と肺のリスク対応のために、禁煙の志を持って旅立ちたいと思う。

2 件のコメント:

あられ さんのコメント...

驚きの体質ですねぇ。
禁煙しても体に異変が起きるのでしょうか‥不謹慎ながら興味津々‥w

管理猿まえけん さんのコメント...

>あられちゃん

コメントありがとうございます。発見遅れてすみません。

不謹慎ながら、禁煙まだできていません(笑)

酒やめたほうが太るて変だわ俺。

休肝日、少しずつ苦しみながら設けています。意志が少し強くなった気がしてうれしいっす(笑)