2008年7月2日水曜日

アンテナの感度

1つのライブが終わった後に浮かんでくるもの、これがあるかないかが大事だ。
幸いにして、今回もしっかり浮かんだ。

今日、車を運転中に頭に浮かんだ詞を携帯のテキストメモにて一筆書きした。「神様のくしゃみ」という仮題をつけた。頭にある音は、場末感たっぷりの唄もので、昭和歌謡の香りが入った感じだが、コードを拾う時にどうなることやら・・。

気分が乗っていたのか、1曲浮かんだのをメモして、再び車を走り出すとすぐに浮かぶメロがある。
メロの流れを口ずさんでいると口をついた言葉があり、それを再び一筆書き。「本当」という仮題だが、ソウルナンバーだ。コードをつける時に和風に仕立てるイメージが頭の中にある。

今、パソコンに清書(?)したが、いつものごとく、「俺って天才だ!」とごきげんな勘違いをする。俺にとっては大切な有頂天に至る過程だが、本当に良いと思う。

詞が生まれた直後の感動があり、それにコードをつけた時の充実感があり、出来あがった曲が実際にライブを出来る状態にまでなる過程・・・、何度味わってもたまらない。この喜びの回数を重ねることが俺にとっての生きがいといっても過言ではない。

talent・・・才能

世間一般で認知された、外見や、時流に乗る運をも含めた大衆性とタレント性を俺は持ち合わせていない。

ただ、感覚を言葉で掴み取ろうとするアンテナの数、そして張り巡らせたアンテナの感度は、なかなかに秀逸だと思う。親に感謝だ。

才能の恩恵は、自己への高い満足感にだけ繋がればいいと最近思っている。

手前味噌だが、自己評価のtalent が本格化し自己の高い満足に繋がったら、あとは、自分のたてたアンテナがキャッチしたものを、自家発電の発信基地にのせ、少しでも多く受信してくれる人を増やしたいと思う。この繰り返しがある限り、俺のtalent は枯渇しないような気がする。

10代からずっと張り巡らせてきたアンテナ、最近になって受信感度がよくなってきた気がする。

下半期、なかなかの滑り出しだ。

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