2007年11月9日金曜日

クレイジーホース

中央競馬は秋のGI真っ盛りだ! 今年は見送りを決める回数も増えたが、それでも可愛いサラちゃんの動向を辿っている。

ガソリン価格高騰が止まらない。今年は値段の一斉更新頻度が増えたが、それでも無駄に車を走らせ、時世を泳いでいる。

俺が富山に来た10年ちょっと前は、レギュラー満タンでも4000円以内で済んだ。それが今は6000円近くいる。俺は毎日最低40キロは車を走らせる。これはすごいことだ。1回給油でCDが買えるか買えないかの差だ! 中東の髭親父に直談判もしたくなる。コーランを称えながら、油を売って、油の話がしたい。

トヨタが中間決算で13兆だかの数字を叩き出した。ちょっとした国家予算でっせ! 要因はハイブリッドカーの買い替え需要かなんだかであろう。低燃費が求められているのだ。

上高地など、一部の自然保護地区ではマイカー規制がなされている。ハイブリッドなバスだけが入れるのだ。

京都などの観光地では、人力車が安っぽい雅感を出している。やっていることは古風で雅だが、色物にしか写らない。俺も昔バイトした。3日でやめた。燃費が外車並だったからだ。

何が言いたいか。まとめかたはハイブリッドだ。

今こそ馬車の復活を!!!!  切に願う! 

俺は文明否定者ではない。新幹線や飛行機などの移動手段は残しておいて構わない。営業者など、移動を必要とする業種もあるだろう。 今更車を減らしたら国家的窮乏は目に見えている。

具体的に提案しよう。
①田舎の税金補助入りまくりの公共乗り合いバスなんかは、全て馬車にする。・・・・地方都市に住んでいる俺が目にするバスは、ほとんど人が乗っていない。乗っているのは、近所の病院に行くお年寄りだ。時間は悠々と流れる馬車の方が、お年寄りにも優しい。バリアありまくりだが、車掌が騎乗を手伝えば問題ない。カイバ代として、草を持参してもらえば良い。馬車の後ろをオーガニック野菜会社の従業員が追従する。糞を仕入れて、代価として彼らはニンジンを渡す。

②重油を使う舗装工事を止める。・・・・補修の必要がある道から順次、馬車道にする。馬も地場がアスファルトでは、脚力を発揮できないだろう。ダートへの移行をすすめるチャンスだ。

【問題点】
①利権問題・・・・車メーカーや、舗装工事メーカーが淘汰される危惧がある。しかし、大丈夫だ!
車メーカーは馬の飼育・販売へ移行すれば良いのだ。「ソフトな乗り心地サラ4歳」 とか、「いつも身近にアラブがいる。」 とか、「らくだ並みの背中、プチらくだ」とか、「氷も捕らえます。蹄鉄新提案!」とか、馬に工夫を凝らして広告を流せば、自動車関連業の広告業界も安泰であろう。金型屋は蹄鉄を作ればよい。デザイナーは馬の衣装を考えればよい。

②動物虐待だというヒステリックな愛護団体への対応・・・・今の馬の気持ちになって考えてみよう!と奴らを諭す。レースで走らなければ、馬事公苑行きか、馬刺しの運命の馬が殆どだ。それに足の細いサラブレッド以外の馬は、「や~いロバ!」と非難中傷にさされている昨今、馬にとって、多少重労働でも、毎日オーガニックニンジンを食べて、人様に撫でられる暮らしとどちらが良いかは一目瞭然だ。

急速な進歩は、元に戻すのに時間がかかる。しかし、今やり始めないと、戻す時は世界的な崩壊以外にありえなくなる。「北斗の拳」の世界になってから戻るのは嫌だ。「お前はもう死んでいる」と言われて死ぬのは嫌だ。顔が破裂して死ぬくらいなら馬に踏まれて破裂したい。

俺は馬に乗りたい・・・・・・・・。

問題がまだあった。全ての馬が従順ではないということだ。クレイジーホースもいるだろう。

ニールヤングがクレイジーホースと演奏した時のライブでは、馬の御大は1曲目から客にケツを向けて演奏していた。まったく失礼である。しかし、彼らの演奏はしっかりしていた。クレイジーホースを冠する人間が出来るのだ。馬だって出来るはずだ。奴らに人間の魂を注入してやれば良いのだ。

そこで、コンサルタント会社は、馬の教育活動に従事するのだ。奴らにカスタマーファーストの精神を教えるのだ。「ケツを向けるな。」「後ろ蹴り禁止。」「背中はいつもイナバウワー」「糞は計画的に!プ・ロ・ミス」 実にやりがいがある仕事だ。

ここまで書いて、俺は大事な野生の法則を忘れていたことに気付いた。

馬耳東風、馬の耳に念仏・・・・・。     論理的矛盾をきたしたので、俺は読者にケツ向ける。
メンバーはケツを向けないで欲しい。血が出ている穴! 燃費が悪い。完結!





 

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