2007年11月30日金曜日

ヤフオク、プライスレス

ヤフオクの出品デビューをして早くもリタイア・・・。いや、自主的ではなく、リタイアさせられたのです。
原因がわからないのです。

一昨日に初めて商品を出品し、あと3日ぐらいの期限があったのですが、今日になって、「Yahoo!オークション - オークション取り消しのお知らせ 」というメールがあり、一方的に取り消し・・・。詳しくは利用規約とガイドラインをご覧ください。とのことで、見ましたが、何一つ心あたりがない・・・。

ヤフーに怒りのメールをしたら、すぐに返信が来て、「弊社にて以下のオークションについて調査を行った結果、これまでのYahoo!オークションのご利用状況において、トラブルが生じる可能性が高いと判断いたしました。」とのことで、実に曖昧。

これまでのご利用状況と言ったって、CDと参考書を合わせて9件落札して取引履歴があるだけで、しかも、全て、「非常に良い落札者です」の評価を頂いているのにだ。出品は初めてだ。

犬猫などの生き物や、規約に反するものを出品したわけではない。聞かないCDと着ない服を出しただけだ。ためしに、俺が出品したのと同じ商品を検索すると、俺が提示した金額よりも高い金額で、別の出品者が出している商品が見受けられた。何でやねん!

一時的な興味でしただけの出品だから、これで、今後出品が出来なくなろうが、全くもって影響はない。
ただ、コンピューター道の白帯を脱したと思った暁の、この手厳しい仕打ち!
俺のパソ技能とネチケットをけなされたような気がしてならない。何があかんのやろう????

馬鹿らしいから、相手が見えない取引はやめることにした。面識のある人以外と、会わずに取引をすること自体が、おかしいのだ。

それにしても、落札は出来たのに、出品は出来ないとは、何でだ????俺が何したっちゅうねん!富士山の石を売ろうとしてただけやんけ!(出品画面にはまだ載せていない)

ヤフーからの回等メールには、「パスワードは変更しましたか?」とか書いておりますが、何で変更せなあかんねん!「推測されやすいものではないですか?」と追記もあったのですが、「俺自身が覚えてもいない、数字の羅列を推測する奴がおるんやったら、そいつは魔術者じゃ!ぼけ!」

だいたいどすな~、パソコンが普及しだしてから、個人情報なるものがやたら厳しくなってきたんであって、それまでの時代はおおらかでありましたよ。暗号化か何か知らないが、人のパスワードやIDを盗み出して悪いことを企む奴が跋扈する時代に、こんな媒体を通して、物を流通させようというのが、ちゃんちゃらおかしい!

中間流通を排したシステム自体は悪くないだけに、残念ではあるが、やはり、現実の物々交換か、対人を介しての取引以外に目を向ける必要はない気がしてきましたよ。

個人的な実にレアなものが手に入る可能性を秘めた媒体はすこぶる良いのですが、安易に手に入るものは、その分、変なリスクを伴い、ありがたみも薄れますな。

俺の出品の手順に何か過ちがあったのかもしれない。しかし、俺はそんな過ちを改める気はない。しょせん関わる世界ではなかっただけであろう。

実感の薄い取引自体がよくない気がするのだ。バブルの原因にしても、ホリエモンに代表されたコンピューター錬金術師にしても(彼個人は悪くないよ)、直接現生が動く取引ではなく、数字上のやりとりで、大きな世界が出来上がっていたことが原因だ。「1日で10億の利益があった。」とか言いますが、実際に人に面と向かって現生をやり取りしたわけではありませんわな。

これらの数字ゲームが実際に機能する素地を作ったのが、コンピューターですわ。

時代がどんなに進歩しようが、便利な側面を妨害する負のエネルギーを満載した悪玉、そしてそれに対する防御策が出され、悪玉はさらに隙間をつこうとする。いたちごっこのご機嫌な日々で、何が便利になって、何が不便になったか、何が豊かになって、何が不毛になったか?

プラスマイナスは限りなくマイナスであると思う。今更文明の利器を外すわけにはいかない側面もあるが、少なくとも、自分の私生活に不便にならない限りは、実地の行動に伴う経済活動をしていこうと思う。

最近、コンピューター社会に対する不満ブログが多い。ならば、最初から手を出さなければ良いのだが、俺の信条として、「何も関わっていないのに、それに対する批評を加えない。」がある。関わってみてから、率直な批判を加えるのだ。自分は関わったつもりで、実際には関われていないのかもしれないが、関わる接点は少しだが、確かに持った。だから言うのだ。

ヤフオクなんか、やめてやる! お探しものがあったならば、店を探し、それで知り合えなければ、それも出会えない運命だとわりきって、憧憬だけを持ち続けようと思う。しょせん、幻だ。

憧憬や思い焦がれた幻は幻であり続けることに意味がある。実存して手に入った瞬間から感動が逃げていく。今まで、そんな経験をしてきたではないか!

涙を拭け、俺!   実際には泣いていない。架空の涙だ。怒りの先が見えない架空の涙だ。
ブログはする。ネットも関わる。でも、ネット取引はしない。関わり方次第の世界で、関わるには向き不向きがある。不向きを矯正するエネルギーを使う暇があるならば、俺は足を動かそう。
手だけ動かして物を売るなんざ、足に失礼だ! 俺のレアでジャンクな品を欲する人がいたら、俺はいつでも飛脚になろう。運賃はしっかり請求する。商品売価も請求する。現実の取引をするのだ。

ちゅうことで、富士山の石を始めとする、俺のブツに興味ある人はいませんか?
「皆なろの 香りを嗅いで 飛ばしましょう 今日もどこかで 木霊のヤッホ~!」
この帯をつけて売ろうと思う。プライスレス!

誰もいないようだ。

涙を拭け、俺! 実際に泣いている。現実の涙だ。プライスレス!

0 件のコメント: