2008年2月10日日曜日

帰宅

ただ今18時間の京都・大阪滞在を経て帰ってきた。慌しい行程で、天候も悪かったが、まったく疲れていない。

昨日の18時前に富山を出たものの、関西地区での久々の積雪で、実家のすぐ近くに出る高速道路が閉鎖、名神も渋滞、おまけにカーステのCDデッキ内でCDが凍ったのか、中に入っていたEELのCDが取り出せない。FMを電波キャッチしながらの往路。デヴィッド・ボウイの「スターマン」がかかったのに感動した。夜の車窓の景色ではあるが、風景は確実に変わっている。

富山に移住してからというもの、1年ぶりの帰省というのは初めてだ。今の時代、1年の間にたくさん道が出来るものだ。店の変遷もすさまじい。

おかんは、親戚の家の階段から落ちて、腰を強打したようで、通院しているそうだ。確実に寸法が3寸ほど小さくなっている気がした。猫のニールの毛と獣臭でアレルギー炸裂。酒を煽り寝ようとするが寝れない。

朝方寝たのだろうか?それでも7時には目がぱっちり覚める。早めに京都の空気を吸いたくて家を出る。ちょうど明君と志知君が京都駅に到着する時間となったので拾う。

そして、チープ3年ぶりのリハ! 4時間中3時間を新曲5曲の作成に励み、1時間を昔の曲の練習にしたのだが、結成以来最長のブランクは、さすがに試練だった。ふれでい、志知君、俺の3人は、合わせる尺度を模索する。やはり明君だ。チープはなんだかんだいって明君が鍵を握るバンドだということを痛感した。2年間ベースを弾いていなかったらしい。

まずは、明君の愛器のベースを見た瞬間にびっくりした。弦ってこんなに変色するのや?と思うほど、邪悪な色に染め上げられた錆びた弦を前にして、「けんじ、この弦のほうがいい音するから変えないでおくわ。」とのたもう明君。

音を出すとベースの低音のコード感がまったくでない。それに、基本的なリズムを確実に忘れている。明く~ん!少し困った顔をするメンバー3人の視線を受けながら、もじもじする明君。しかし、楽しそうだ。キュートだ。

結論から言うと、まだまだリハビリが必要だ。メンバー全体でのリハビリが必要なのだが、その前に明君のリハビリがなされていないので、なかなか体が反応しない。

ただ、悲観はしていない。最後の30分ぐらいのところで、間違いなく野生の明君たる音の輪郭を俺は確かに聞いたのだ。「これこれ!」という、既成観念にはない突進のリズムを俺は聞いたのだ。明君の復活は近いと確信している。トレブリーで、マイウェイなのだが、それが明君だ。3人が合わせればよいのだ。いや、厳密に言うと、明君に俺が魂で応え、それにふれでいと志知君が合わせるのが、うちらのやり方だったような気がする。

定期的な練習が困難な状況なので、じっくり曲を練り上げる作業はすることはできない。だからこそ、明君の本能のうねりが出た時が、俺らのリハビリ完了時期だ。頼むぜ明君!

それにしても、明君は全くめげずに楽しそうだった。ファミレスでメンバー全員におごってくれた。照れて困った顔で、「皆様ご迷惑をおかけしました。」とペコリした。キューティデビルだ。

色々な人間を見てきたが、彼ほど変わらない凄まじさを見せてくれる人間はいない。彼ほどイラつかせてくれるのにかわいい同性を見たことがない。チープの次の復活ライブは、変わらぬ明君のお披露目会と位置づけている。

久々に会う明君の凄さと、それに戸惑いながらも彼を内包する価値観を思い出すメンバー、これこそが、チープたる所以であるような気がした。俺は楽観している。

もう1回練習をする。そしてライブだ。遠距離体制になって初の2回連続練習集合だ。今さら、ライブをあせっても仕方がない。次の練習には彼のベースの弦の邪悪な色も、ノイズを出すジャックも直っているだろう。本能だけを取り戻してくれたら、それ以外は、調和する気がする。

単なる楽しさとも違う、密度の濃い滞在だった。月日の経過への回顧と懐古、そして、きらびやかではない漠然とした希望、帰路にはガリガリの月が見えた。欠けた部分に肉を補う映像が見えたような見えないような気がしたが、やはり見えた気がする。メタボな肉付きが・・・。彼の腹だ。

無事に福島着いたかな? 素敵な18時間だった。

2 件のコメント:

mattoo さんのコメント...

素敵な日記じゃのう。

いと羨ましき。

管理猿まえけん さんのコメント...

素敵かい? いいやろ? エクセレンツやるなら俺はいつでも参戦するぜ!(笑)