2008年2月8日金曜日

旅立ち前夜

明日は午前中に家庭教師をし、それから塾で補習と質問対応、そして日が暮れる頃に実家に向けて車を走らせる。実家に帰るのはちょうど1年ぶりだ。

チープの練習を日曜日に4時間する。フルメンバーでは約3年ぶりだと思う。2年まえのライブには明君がいなくて、その前は志知君がいなくて、3年前のGWの拾得ライブ前夜のリハがフルメンバーが集った最後のような気がする。

昔の曲は確実に忘れている。詞は覚えているのだが、コード展開や仕掛けなど、かなりあやふやだ。ただ、何とかなるような気がしている。旧曲を3曲ぐらいやれば、すぐに体が思い出しそうな気がする。
そして、ほとんどの時間を新曲作成にあてる。今度のライブは、ほとんど新曲になると思う。

3年の間隔がもたらしたものは色々あるが、再び動き出すことに興奮を覚える。明君はベースを2年弾いていないらしい。昔の曲を弾こうとするとスピードについていけないといっていた。俺達ミディアムテンポしかしていないぜ!

志知君は、ドラムは3年ぶりだが、バチを握る機会が数回あったみたいだ。バチとスティックに相関性はあるのか??? あるだろう。

ふれでいと俺だけが、現役感覚を持っているので、リズムの2人は何とか仲睦まじくやってくれるだろう。もともと、煮詰めてどうにかなるようなバンドではなく、瞬発力とベクトルの同調性が売りのバンドだ。リハはあっという間に過ぎていきそうな気がする。

久々の京都、本当はゆっくり滞在して、色んなところに顔を出したいのだが、今回は仕事柄繁忙期であり、練習後すぐに帰ることになる。残念だが、GWまでに再度ゆっくり帰郷したいと思う。

この日は、元nanakajaのななさんのライブがある。ニアミスもいいところで、行きたくて仕方がないが、開演時間に客席にいることは、その日の富山帰りの不能を意味する。無念だ。

暖冬の中、俺が旅立つ前夜の今日、この冬一番の冷え込みを記録しやがった。帰り道の路面はずべずべだ。スタッドレスタイヤでも確実に滑る。明日も天候は期待できないので、往路は時間がかかりそうだ。鼻歌でも歌いながら、ゆっくりと車を走らせたい。

京都行きの車道には、数々の思い出がある。俺が富山に来て以来、京都行きのほとんどがバンドとセットである。往路でライブに気持ちを向けながら、復路でライブの余韻に包まれた日々。酸っぱい思い出も数多く、途中で立ち寄った店も含めて、そのほとんどの映像を俺の頭は記憶している。いつも感じる独特の思いと匂いが車窓の景色と併せて俺の中に存在する。

明日は、久々の上洛、1つ1つの思いを噛みしめながら、その思いをただ顧みるだけではなく、次なるステップに繋がる感覚が宿される瞬間を感じながら、北陸路を走りたい。

明君は夜行バスで福島から来るらしい。ただ、3連休だというのに、昨日の時点で切符をとっていないようだ。復路の計画もないらしい。彼は新幹線に乗る運命にある気がする。悪天候の中、ダイヤは乱れ、おそらく練習時間に遅れてくるだろう。それもよい! 明君とバンドをすることは、予定調和を放棄することだ。毎回のライブにメンバーが来るかどうかでひやひやするバンドも珍しいだろう。時間内に来たら、頭を撫でてあげようと思う。

今は個人的にすごく自信がある。音楽を20年やってきて、初めてたどり着く境地だ。対外的な自信でなくて、自分が出す音、歌う唄に対して、すごく自分で評価できるのだ。
久々とはいうものの、積み上げた歴は無駄ではない。バンドの内包するものに体が反応して、そこに個々のこの数年間の積み重ねの魂が入るなら、音は然るべきところに着地すると思う。その瞬間に希望を見出したい。

ライブをどこで入れるかは、リハ後にメンバーで決めたいと思うが、本質的な部分では変わっていないのだろうが、くすぶった年月が無駄にはならない、むしろ経年に意味がある音が鳴ると思う。期待していてほしい。

実家でおかんと会うのも久々だ。おかんはPeが一世風靡して以来、ハングルに夢中だ。昨年帰省した時に玄関を開けると、ハングルの置手紙が置いてあった。読めないが気持ちは伝わった。おかんなりの照れか? 違う、素だ。同化している。

実家の冷蔵庫は人間の食い物の面積よりも、愛猫ニール婆さんの餌の方が場所を占めている。扉を開けるとジャコの香りが漂い、その匂いの染み付いた缶ビールを飲んで寝ることになるだろう。

おかんとゆっくり会話もしたいのだが、今やハングルの方が堪能な気がするおかんだ。会話は上手くいくのだろうか? 見た目のジャンルはおばあちゃんになっている。パジャマのゴムがいつもゆるめで垂れている。介護はしない。猫と会話を深夜に交わすおかん。猫語も堪能なのかもしれない。

実家近辺の夜の匂いが好きだ。俺が小中高と過ごした時と基本的に変わっていない。基本的にはあの頃と何も変わっていない気がするのだが・・・。ゆっくり歩きたい。夜の散歩の時間ぐらいはあるだろう。昔感じた距離感が短く感じるのは大人の余裕からだろうか? 異なる尺度と同じ尺度。スケールの精度は問わない。

旅立ち前夜に興奮を隠せない。

3 件のコメント:

mattoo さんのコメント...

そうか、大阪ディープスポット部の活動は出来んスケジュールなのね。
仕方ない。
次回を期待。
すでに8割方一人暮らし、その頃には完全一人暮らしやなw

オオタ(アルカリムッシュ) さんのコメント...

アルカリのレコーディングが今朝までみっちりだったので、ふれでぃは中1日と空けずにチープリハをやるわけですな。
取り組み方やメソッドがあまりにも違うこの二つの世界を、短いインターバルで味わう体験は、なんだか凄そうな気がします。わくわくします。

管理猿まえけん さんのコメント...

>MATOO氏
今帰ってきました。ほんま、こんな慌しいのは初めてだわ。次こそはナビってや。1人暮らしやから、俺がいったら昔みたいに料理作ってな(笑)

>オオタ氏
メソッドちゃいすぎるな(笑)でも、遠距離バンドはこれしかないねん(泣)アルカリCD2枚とも購入しまして、今聞いてますぜ!
チャンネル多いな~。聞き込みます。