2008年11月9日日曜日

冬支度完了

Steve Cropper &Felix Cavaliere のアルバム、Dave Masonのアルバム、Dan Pennのアルバム、 Giant Sandのアルバムをチェックした。どれも最近出たものっぽい。

どれも素晴らしすぎて、久々に当たりアルバムを一挙に手に入れた感じで幸せだ。軽く試聴し終わり、感動しながら今から一枚ずつじっくり聴きこみ体制に入るのだが、かっこいいアルバムをじっくり聞き込む時の幸せといったらこの上ない。

通常の日々に明かりを灯してくれるような、幸せなこの時間の満足感は、子供が新しいおもちゃを手にした時の感動と同じであろう。ジャケットをじっくり眺めて、歌詞カードをじっくり眺めながら、音の輪郭、細部をじっくり聴く。ほんと幸せだ。

名盤に出会えば出会うほど、まだ遭遇していない名盤がまだまだあることに気がつき、それらと出会うための物理的時間が足りないことが悲しくなってくる。だが、数あるアルバムの中から色んな過程を経て巡りあえたアルバムとの出会いを満喫して過ごせばよい。個人的名盤とのめぐり合いは、短期的に見れば偶然だが、長期的に見れば必然なのだろう。

Neil Young の秘蔵音源シリーズがまた今月出されるらしい。日本盤は来年1月なのだが、輸入盤は今月25日である。待ちきれない。早速予約してきた。

何でも68年か、69年のライブ音源らしい。68年といったら、Neil Youngがまだスターダムにのし上がっていない時だ。そんな時期のライブ音源が聞けるとなれば、ドキドキ感はマックスだ。しびれる11月の音めぐりだ。

ニール翁の蔵出しシリーズはどれも素晴らしい。それにしてもニール翁が過去の音源をかくもしっかり管理していたとは驚きだ。ワーナーの倉庫を整理していたら、たまたま見つかったのではないか?とレコード屋のご主人は言っていたが、そうかもしれないが・・・。

なんにしろ、数十年の歳月を経て、正規盤として発売されるのだから、音源が残っていたことに感謝だ。ファンとしては嬉しい限りである。

今日は「騒音寺」が北陸ツアーで富山にやってきた。福井のガンジー君と嫁と3人で見に行ってきた。

ぶちかまされた。初めての富山ライブだったらしいが、動員もよく、とにかくロッキンでロールしていた。久々にかっこいいバンドを見た感じだ。岡さんと久々の再会であったが、相変わらずの愛すべき方で、ライブに熱狂しながら、岡さんの楽しそうな顔に感動した。スピリッツがちょっと違う。日々の生活をストイックにしながら、音楽に身を捧げた方のかっこよさと清さを味わって、涙が出そうなライブであった。騒音寺ありがとうございます。

ほろ酔い気分であるが、今から「24」を見る。昨日から、シーズン2に突入した。案の定、一気に5話まで見てしまった。シーズン1よりさらに絶望感に包まれる展開であり、この先どうなるか・・・。何の根拠もないが、オバマ氏人気の要因の数%は、この「24」のパーマー大統領と重ねて見ているアメリカ国民がいるのではないか?と思ったりもする。それくらい、人間味あふれる大統領だ。その一方で、相変わらず、ジャック・バウアーの娘のキムは腹立たしい。こいつがいなければ、絶望感は減少すると思うのだが・・・。

書籍とのめぐり合わせは最近あまりよくないが、それでも、ぽつぽつと平均レベルにはめぐり合えている。

音楽、映像、書籍に包まれる日々は最高だ。今年の秋は特に実りが多い気がする。暦上はもう立冬を過ぎた。そういえば今朝はめっきり寒くなってきた。すぐれた名盤、名画、名著を携えて、冬にじっくりと情操を鼓舞したい。こたつ蒲団ももう出たのかな? 無頓着であるが、個人的な冬支度は完璧である。素晴らしきものに包まれて日々を過ごしたい。

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