2009年2月13日金曜日

ムフフ2

懐妊にまつわるムフフな心境については、数日前に触れたが、子供が産まれていないとはいえ、嫁のお腹で息をしている事実というのは、やはり大きなもので、常に頭の中に子供のことがある。美味しい料理を見ても、嫁に食わせて、ジュニアに養分を分けてあげたいと思うし、町を車で流していても、「ここに子供を連れてきてあげたらいいな~」という視点で見ている自分に気づく。

飲食の無駄遣いが得意の俺だが、毎日お菓子を買う金に関しても、「この金で帽子を買っておこう。」と考える。

ベビー服専門店に頻繁に出没するようになった。嫁と一通りの店探索は済ませ、それぞれの店の特徴もわかっているのだが、それでもまだまだ足りずに一人で探索する。

性別もまだわからないわが子、何を買うというのではない。赤ちゃんの服装を見ているだけで幸せになる。

俺が1番好きなコーナーは、クツのコーナーであり、次に、帽子コーナーである。このサイズ感がたまらない。1つ1つ手に取り眺めては、にやけまくっている。かわいすぎて気絶しそうになる。

本屋に行っても、今までは立ち寄ることのなかった、育児書コーナーに行く。女性だらけの、結界が張られたような場所に、40前のおやじが長時間佇む様は、なかなかミラクルな光景だと思う。

父親研修生として、これでいいのだろうか?と不安にもなる。胎内にいる時でこれだから、産まれてくれた暁には、俺は耽溺パパになること必至である。

子供は、お母さんから産まれてくるという性質上、ボーン・トゥー・ビー・マザコンだと思う。そして、そのわが子の気持ちに応えてあげるべく、母親が子供をある一定期間耽溺するのはわかるのだが、父親が、ここまで耽溺していいものだろうか? 両親の役割分担が出来ていないのではないだろうか、と少し心配になる。

愛しい気持ちを持ちながらも、パパは少し距離も持って、表面的にデレデレするべきではない!というのが、俺が昔から思っていた教育感(パパ編)だ。それに反すべく、今の俺は邁進している気がしてならない。

それも、まだお腹にいる内から、女性的な心理でお腹に語りかける。ショップをうろちょろし、何点か購入する。「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を熟読し、頭でっかちな子育て論にムフフする・・・。

一言で言えば、今の俺は、非常に、「きもい」のだ。

世の中の新米パパがどのような心境であるかは知らないが、こんなに「きもい」はずがない。俺には女性ホルモンが多いのだろうか? そういえば、体毛少ないし・・・・と、色んな観点から自己批判し、懺悔し、その後また、自己戒律を破って、キッズ専門店に向かう。

まあ、今からまだ時間もあるし、わが子を愛する父親心理から、「きもさ」という名の毒分を抜くこともできるだろう。

ムフフな心境になってから、塾という仕事感も変わった。恐ろしく単純で無責任な発想だが、人の子に興味がいかなくなった。

今までも、過度な感情移入をしてきたわけではなく、どこか冷静に、人の子に関わりを持たせて頂きながら、臨床的に見ていた自分がいたのだが、ムフフ前には、もう少し個人的情熱があった気もする・・・。

まあ、一応、お金をもらっている手前、表面上にはムフフのbefore ,after で差がないように見える狡猾さを俺は身につけているので、影響はないのだが・・・。

何だか変だ。情熱が全て子供にいっている気がする。単なる過渡期の症候群なのだろうか、それともずっと続くものなのだろうか?

「きもさ」の正体を、ゆっくり自己吟味して、利己的な愛情になっていないかをよく考えて、バランスの取れたパパになれるのであれば、今の症候群も意味をなすのだが・・・。

愛情と溺愛の区別、そして両者を示す適宜な時期、後から振り返った時、この吟味もムフフであってほしい。

3 件のコメント:

オオタ(アルカリムッシュ) さんのコメント...

こらぁ!
「親バカぶりはひと様には示さん」とほざいとったのは、誰じゃ?
早速かっ!!
順調なようで何よりやね。

管理猿まえけん さんのコメント...

>ムッシュオオタ氏

年末の言葉、覚えてくれていてありがとう(笑) 無理、俺!(笑)

貴殿もそろそろですかいの~~。親ばか競争しませんか?どちらが馬鹿か???

悩み多き壮年ですが、ムフフ継続中です。

Takabo さんのコメント...

全世界のムフフなパパ予備軍に
大好きなキアヌの台詞を贈ります。

映画「バックマン家の人々
(原題Parenthood)」より引用。
You need a license to buy a dog, to drive a car - hell, you even need a license to catch a fish. But they'll let any butt-reaming asshole be a father.

親になるための資格試験はありません。
落第することもない。
でもいちばん大切で大変で重大な責任を
負う仕事です!頑張れ!
そして、人の子もあたしたちのことも、
自分の子のように愛してちょうだいね(笑)