2009年2月17日火曜日

将軍様となごり雪

今日は北の将軍様の誕生日。昨年も同じことを書いた気がするが、この日は俺の親友の誕生日でもある。イケメン、性格も美男子! 男も惚れる彼であるが、よりによって、キム将軍と同じ日に生まれるとは・・・。彼の武勇伝である。

金正日・・・ソビエト「連邦」で生まれたらしいが、「白頭山」生まれが公式プロフみたいだ。白頭山は「革命の聖地」らしい。

話は変るが、「かんぽ売却問題」・・・、色々火種を広げているが、日本郵政の資料に対して、「見苦しい」という大臣の見解はもっともだ。しかし、仕方ないのでは?と思う部分もある。日本郵政のこれまでの仕事をかばうわけではないが、役所仕事の限界というか、誰だって、役所仕事をすれば今と同じ現状を出す部分があるのは仕方がないと思う。

それを、暴くことは、正義の味方のようであり、本質ではあるが、公金による公務において、1人1人は真面目でも、組織として民間レベルを求めるのは酷だと思う。そういうものだと割り切ればいい。

かくも杜撰な資金運営をしていたのも、公金だからなせる業であり、官僚という名の将軍様による武勇伝と思えばよい。武勇伝で金が消えるのは、現在の会計基準による常だと思う。

小泉革命か改革かしらないが、民営化した以上、官と民の感覚のずれが生じるのは当たり前だ。北の将軍様の生誕地が、実態と公式発表で違うのと同様だ。「かんぽ売却問題」の数値にしても、実態と公式発表の差があるに過ぎず、当たり前の世界を当たり前に暴いても、北朝鮮国営放送みたいな茶番を映すだけだ。

話は変るが、わが住む町は、今年、開町400年となる。様々な記念行事が行われ、マスコットキャラクターが出来、種々の記念品も出されている。

そんな我が町が、売り出したグッズか何かに記された、「立山連邦」の文字・・・・。俺は最初、ギャグかと思った。富山が世界に誇る「立山連峰」を「立山連邦」と記す意図を読み取りながら、高尚な意味を探っていた。

だが、今日のニュースで、単なる誤植だったらしいことが判明する。

印刷会社は責められない。何か、特別な意図があるのだろう?と思ったかは知らないが、オヤジギャグと紙一重のセンスの安っぽい駄洒落が蔓延る世の中において、この「れんぽう」を巡る言葉遊びは、まだましな気がするからだ。

だが、役所は、素~~~で間違えていたらしい。チェック機能の無さ、浅学ぶりが武勇伝である。すごいチェック体制だ。ジャジャ漏れだ。開町400年記念イベントは快調だ。

話は変るが、酩酊中川氏の発言余波も面白い。

明らかに酔っていたのだろう。「薬のせい」の言い訳が見苦しい。この前、飲酒検問で捕まった奴が、「奈良漬食べたから」と言っていたが、それ並みの言い訳だろう。

だが、アル中議員がいても、飲酒運転したわけでもないし、法律違反ではない。発言が噛みまくりで、だめだめだっただけだ。お笑い芸人の土俵なら致命傷だが、多くの国会議員の仕事ぶりを見る限り、アル中を責める資格を持った奴が何人いるだろうか? 議会での居眠りよりは、個人的には許せるのだが、これは俺も酒好きだからだろうか?

中川議員は間違いなくアル中だ。だが、一般的なモラルとは無縁の世界を、庶民の仮面で偽装したのが政治界だ。アル中議員も仕事内容で評価してあげるべきだと思う。アル中患者であっても、国政に向けて良い仕事をするならば、何の問題もないと思う。アル中という病とどう処するかは、個人の問題だ。政治界だから許される武勇伝だと思う。

白い頭を権力に擬して、お山の大将、正義の味方気取った議員が、何をいきがっているのだろう。叩いた奴が叩かれる。叩けば誇りの出る者同士で、何を将軍気取っているのだろう。将軍システム自体が、武勇伝にもなれやしないというのに、いかした武勇伝を封じ込めやがる。

将軍様が生まれた日、富山には、予想外の積雪があった。春一番が吹いた後のなごり雪というには重っ苦しい、名残を感じた。

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