2008年9月14日日曜日

まあまあの休日

今日は嫁と金沢へ。久しぶりの第七餃子へ行く。ホワイト餃子で有名な店であり金沢では知らぬ人はいない名店だ。近くには金沢大学の角間キャンパスがあり、金沢で単身修学し、他県に就職で出て行った人たちにとっては、学生時代の思い出ぎっしりの味であろう。
なんでも、餃子だけで年商4億というとてつもない店だ。

京都で学生生活を送った俺にとってみての、天一、王将と同じような存在であろうが、両者ともに今や全国チェーンであり、郷愁を駆り立てる要素の強さで魅了する度合いは、第七餃子のほうが上であろう。

野田にあるホワイト餃子の本店で修行をされたオーナーが技術提携店という形で始められたみたいだが、その繁盛振りは強烈だ。

連休中日にしては少なめの人で、20分待ちぐらいで席にたどり着く。いつも通りホワイト餃子を10個ずつ、豚汁を1杯ずつ、ライス中1皿を分け分け、白菜漬物を頼む。

もう数十回になるのだが、何だか味が変わったような変わらないような・・・、でも食後のゲップはまぎれもなく第七餃子の味であった。

20個のお持ち帰りも含めて2人で2000円ちょい!安いし満足度は高い。

コの字型のカウンターと2階に有料個室がある店舗作りだが、個室は行ったことがないのでわからないが、1階はいついっても待ち客の行列がある。この店、雰囲気が一種独特なのだ。

餃子を食す1人1人の表情には笑顔はなく、ただ黙々と食べる。店員も愛想が悪いわけではないが、淡々と仕事をこなす感じで活気があるわけではない。中国からの留学生バイトらしき人が多い。働きぶりは素晴らしいが、どこな間抜けな部分もあってかわいい。

ライス盛り付け担当の人が、カウンター越しに届けてくれるのだが、いつも彼の指がごはんに触れている。これは俺だけがたまたまかもしれないのだが、100パーセントの確率で指が触れ合ったライスを食すことになる。こだわりか???

昔読んだ漫画「包丁人味平」の中に、ブラックカレーという行列の出来る店が、実はカレーの中に麻薬を入れていた・・・という話があったが、それを彷彿させるくらいの、何だか一種取り付かれたような表情で客が食べている姿がいつも強烈だ。

第七餃子がそうでは断じてないが、持ち帰りもしているし材料の分析なんかは容易だ。何が特徴で何が美味いのかというと答えられない美味さがあるのが不思議であり、そう思ったまでだ。時期をおくとまた食べたくなるのはなぜだろうか?魔の味だ。

持ち帰りで買った餃子をあてに飲んだ。冷えた餃子を温めずにあえて冷えたままで食べたが絶品だった。美味しいものは温度を問わない。魅了されるものはなんだろうか?魔の香りだ。

魔といえば、麻界入りした人たちが外野を騒がす角界であるが、身内に甘い角界体質、面の皮の厚いOB役員達のニュースなんかには目もくれず、真面目に相撲道に邁進している人たちの取り組みを満喫したいものだ。この時期に婚約を発表した琴関の前途にエールを送りたい。麻と魔の奴らに害されるほど国技はやわではない・

パソコンを開くと、マイミクに追加リクエストが2件あった。1人は「なんとなく気になってマイミク追加依頼」をしてきたとのコメント。なんとなく不愉快だった。
もう1人は、「主人がキャバ嬢に貢いで寂しい」みたいなコメントだった。知らんがな!

2人とも知らないナオンであって気持ち悪い。何が目的だ!俺のこの魔の顔と性格と肉体か??? 魔の世界で溺死してほしい。

今から久々にダウンタウンの「ごっつ~1,2,3」を見る。嫁が昨日借りてきたものだ。「おかんとマー君」がたまらなく好きだ。入っているだろうか?楽しみだ。

魔の味、麻界、魔の追加リクエスト、マー君・・・  何だか「MA」に包まれた日であったが、まあまあの休日だった。

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