2007年12月3日月曜日

脚力が・・・

今日は10時から17時まで仕事をした後、以前働いていた塾の忘年会に参加した。前の会社は事故の後に色々な配慮をして頂いたにも関わらず、自然消滅みたいな辞め方をした上、今は、同業種を知り合いと立ち上げ、生業としている立場であり、まさか、今年の忘年会に参加するとは思わなかった。

幹事の方から誘っていただき、今回は、重役を排した会である旨もお知らせいただき、参加した。
懐かしい面々との会話は楽しく、宴は快適に過ぎた。本来なら招かれることのない客だ。その割りに、懇意に接していただいた、かつての同僚に感謝する。

一次会が終わったあと、特に懇意にしていた人と軽く二件目飲みをし、彼を送っていくついでに、久々に歩きで帰路についた。

飲んだ場所から、自宅までは直線にして2キロ、車の道で2,5キロなのであるが、友人の自宅経由で帰ったため、行程距離は少なく見積もって4.5キロくらいであろうと思う。

たった、5キロ未満です。自慢じゃないが、俺は10キロ未満の歩きは、息も乱れぬ自信があった。実際、大阪では京橋から新今宮までの行程や、枚方駅から長尾までの道のりは、俺にとっては十分歩行距離であった。

京都を例にすると、昔は東大路五条から西大路太子道まで歩いても、何も体に負担を感じなかった。

それが、今日は飲んだ後とはいえ、たった5キロ未満の距離を歩く途中で、体温の上昇を感じ、拾えるものならタクシーを拾いたいと思い、素足で歩きたくなり、家まで1キロくらいになったところでは、俺はまじで、四足歩行をしたくなった。進化途上の猿人と同じ発想である。

もちろん、見慣れた景色の町並みを夜に歩くという、好奇心を全く満たさない環境もあったのであろうが、それにしても足腰が疲れすぎである。俺の太ももは今、限りなく興奮状態にあり、キーボードを叩くこの指までもが(歩行に関係ないだろう?)、今はピクピク震えていて、ピクピクをオクオクと変換してい、治す作業でポクポクとなる始末だ。全身疲労だ。

田舎に住んで早13年目。車社会に慣らされた弊害が出だした気がする。
俺はまだまだ徒歩にて雰囲気を感じたい町並み候補がたくさんある。それらの計画が実現するためには、何としても、脚力を始めとする体力が必要だ。たった5キロの歩行でバテているようでは、俺に未来はない。

真面目に徒歩を毎日の生活に取り入れる計画を練ろうと思う。規則正しいルート歩行は、今や俺の頭脳が拒絶をおこし、受け付けないであろう。刺激的な町並みを毎日見ることが出来るのであれば、日々の鍛錬も定着するが、さしあたっての不安は、近所の町並みに俺が、毎日興味を惹かれるかだ。何か視点を変えない限り、不可能であり、ルーティンワークがおろそかになるのは目に見えている。

時間をずらして、毎日、車通勤の間で、車を止めて、20分以上の徒歩を自分に課そうと思う。なんだかんだといっても歩行が一番のクロレラだ。歩行を修行にしないために、ありふれた景色であっても、飽くなき感受性を研ぎ澄ませた目で、その瞬間のものを目に焼き付けたい。

酔っ払って、沈没することは少なくなったが、足腰が沈没する今、真面目に対処したい。
歩くのだ。何1つ落ちどころのないブログであるが、酔った頭で真面目に考えた。

膝が笑っている。肩が強張っている。手が痺れている。体は全て連動していることが嬉しくなる。酔ってはいるが繋がっている。トホホと悲観にくれている場合ではない。表街道、裏街道、日々歩いて、視点の受け入れ体勢を強化したい。

籠を背負って何千里も走る飛脚に思いを寄せて、非客の飲み会を楽しく終えた夕べであった。

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