2007年12月25日火曜日

最高のクリスマスプレゼント

びっくりした。チープハンズのサイトがリニューアルされていたのだ。

http://monkeypl.hp.infoseek.co.jp/

俺は真面目にサンタの存在を見た。サンタの橇を引くのはbambiだ。麗しき鹿だ。奈良公園にいるような、紙をも食べる、ヤギ化した鹿ではない。夢を育むディズ二ー世界のbambiだ。昔、日光いろは坂近くで、夜半に見た、目が光った神秘的なbambiである。(個人的見解で不明ですまぬ。少々取り乱している。)

冷静に書こう。

平成4年に結成したチープハンズが10年目を迎えた頃、俺たちの周りに電脳の媒体で俺たちを紹介してくださる、のぞき窓を作成してくださった方がいた。その名は、bambiこと、管理鹿様だ。このとき、俺は新しいおもちゃを与えられた子供のように夢中になり、毎日、そこでの掲示板なるものに書き込みをし、色んな方々との交流の時間を満喫した。全てが新しい世界で、無知の海原に放り出されたような状態であったが、俺は泳ぐための浮き輪をすぐに手に入れ、それに空気を注入し、快適な浮遊を楽しみ、6年程の月日が流れていた。海原で知り合う心ある生命体との無邪気な戯れを俺は満喫していた。いつしか、この至福の状態が当たり前になり、俺はネバーエンディングであろう妄想の中、この穏かな海を、無防備に浮遊していた。

今年になって、この愛おしき海原にクラゲが現れだした。チクリチクリと刺してくる、この無色透明な浮遊物は、俺の浮遊空間を台無しにした。海で泳ぐことが当たり前に思っていた日々が長かった分、俺はこの突起に溢れた浮遊物に戸惑い、そして、平穏な海の幸せが、当たり前でなかったことを知った。失って知る愚かさを露呈した瞬間である。

俺は平和を脅かすスパムという名のクラゲと精一杯戦った。駆除は出来ないが、輝きある海原を取り返したくて、練りに練った罵声の言葉を彼らに浴びせた。しかし、罵声は彼らの養分であった。奴らは横の繋がりを密にし、波状攻撃を俺に仕掛けてきた。

スパムに害された俺の活動水域は、死滅状態になりつつあった。膨大なクラゲの中で、俺は魂の叫びを1日2回送った。波に流された。クラゲが発生してから、俺は波に乗れなくなった。海原を溺れて掴んだ藁が、このブログだ。

俺は、チープの大海を逃げ、ブログの大海で泳ぎを見つめなおした。穏かで面映い海原に思いを馳せながら、日々の懐古を言葉に変換した。どんな状態になろうとも、チープの海原にいつか戻れる日々を夢見て、それまでは、ブログで泳ぎの技術を前向きに鍛えていた。

クリスマスの今日、bambi様は俺に新たな大海を与えてくださった。激流の邪悪な海の中を泳ぎ、日々濁流浄化の魔術を駆使しながら、俺に大海を与えてくださった。37年生きているが、こんな粋な計らいをクリスマスに受けたことはない。おまけに俺が、新しい海原で自立出来る様に、新しい浮き輪と、浮き輪を試すための簡易泳ぎ場も付録でつけてくださった。無償の愛の施し方は、CHRISTである。

チープの新しい海原は、WIKIという、深遠で、純度の高い洋である。俺のブログの湾は、洋に通じている。通路を遮るものはない。ただただ、そこを通る人々を暖かく迎えてくれる、紺碧の空海が横たわっているだけだ。

湾から海原へ・・・。船は筏で構わない。俺は少しずつ漕ぎ出し、相互の行き来を生涯かけて楽しんでいきたい。時に波もあるであろう。湾と洋のどちらにも魅かれ、中間でさまようこともあるだろう。しかし、それは最高の浮遊の時間である。幸せだ。

ここでは、俺は初心を忘れず泳ぎを見直し、毎日飲み込んだ海水を吐き出しながら、泡を残して生きたい。咆哮ではない。怨念はなく、遠吠えでもない。毎日の浪間に残る残像を形状化していきたい。

泳いだ後は、WIKIの大海で浮遊する。ぷかぷか揺れながら、大海の中で多くの交流を楽しみ、夜には湾に戻りたい。相互の行き来が可能な水路が与えられた今、最上の浮遊人になろうと思う。

抽象的な記述で申し訳ない。感謝の感情を的確に表現できる技巧上の言葉を俺は操れない。海の力を借りて、クリスマスのbambi様に感謝したい。いくら泳ぎに堪能なbambi様とはいえ、疲れたのではないかと思う。俺はWIKIの海洋美化に努めるので、定期的にバカンスを楽しみに来て欲しい。近代的な建物は出来ていないかもしれないが、疲れを癒す海の家は用意しておきたい。

そしてまた、チープは、良いライブで恩返ししたい。bambi様の好きな焼酎をたくさん用意する。酩酊した鹿様と、地上での会話を楽しむ時間も持てる日が来ることを楽しみにしている。つまみは馬刺しでもどう? 

サンタは存在する。しかし、東洋の海原で橇を引くのは鹿だ。

俺は馬タイプだ。馬は馬でも牡馬だ。牝馬は真面目に駆け抜けるが、牡馬は手を抜きがちである。受けた感謝を右から左に受け流すのも牡馬に多い。あまりに改善が見られない牡馬は去勢され、せん馬にされてしまう。宦官の偏った頭脳は、戦を巻き起こす。俺はまだ突起を欲する。

鹿様からのご恩を受けて、感謝を再燃する愚かな俺・・・・・。馬鹿馬鹿! 悪いのは馬だ。隣り合って冠を記せられる鹿の因果を、馬に成り代わりお詫び申し上げる。メリークリスマス鹿様! 

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

わわ、めちゃくちゃ恐縮です。
いままで、いいかげんにしていたのでお詫びのつもりです。こんなに喜んでくださるとは…。
てっきり、wikiの更新はふれでぃさんがやってくれてると思ったら、けんじさんだったんですね。
すごいじゃないですか!完璧に更新できてます!

馬刺いいっすね。サイボシなんかも好みです(笑)
馬鹿に焼酎。最高です。
いつか、ぜひとも。

管理猿まえけん さんのコメント...

言葉では表したらないほどですよ。馬刺しでもサイボシでもメニューあるだけ全部おごります(笑)いつか実現させように。

WIKIの更新は、ふれでいですよ。俺はまだ、テストでへこたれました。でも年内に少し存在感示しますね。