2008年12月24日水曜日

メリー前夜の不信感

まずは、何度目かの告知。 今度の日曜日 12月28日は、京都「拾得」でチープハンズのライブだ。18時30分に登場しますので、是非是非早めに起こしください。

今日はメリー前夜だ。全国でベッドが揺れる日だ。若人が青春を謳歌する日だ。子供は贈り物を頂く日だ。思春期の子供はメリーな夢を無くす日だ。俺にとってはただの365分の1だ。メリーな思い出は昨年同日ブログで書いた気がする。よってメリーでないことを書く。

昨日、久方ぶりに家電量販店に行った。冬期特別編成で20時に仕事を終え、21時閉店の店に駆け込んだ。

今まで6年間使っていたプリンターは、カラー印刷はできるものの原始的な機器であり、だいぶ劣化が目立っていた。おまけにインクも残量わずかであり、今年の年賀状印刷に使うためには、売り場の隅から合うインクリボンを探してこなければならない。そして、そのインク自体も数千円する。ならば、「買いなおせ!」が嫁の指示だった。

2階の目指す売り場めがけて足早に進み、店員を見つけてすぐに言った。

「年賀状刷れて、CDにも刷れて、コピーもできて、難しくなくて、1番安いプリンターはどれですか?」

店員はすぐに該当商品の棚に誘導してくれた。俺はすぐに言った。「これちょうだい。」

すぐに支払いを済ませ、1回の商品受け渡し口で受け取った。店に車を停めてから、店を出るまでの所要時間は8分だった。

家に帰って、ちゃっちゃと設定を済ませて、いつも通りの印刷環境を整えた。

いつものことだが、とにかく電気製品に対して淡白である。商品の性能を比較吟味するわけでもなければ、商品の性能を使いこなすために説明書を読むわけでもない。昨日購入したプリンターは、CD印刷もできれば、スキャナー、コピー機能もついている。だが、それをとりあえず試してみるということもなかった。する必要が生じた時に、説明書読もう!と思っただけで、たんすの奥底に説明書をしまった。

エフェクターを買う時には、カタログから吟味し、数店舗回って買うくらいの慎重さと熱意がある、また、CDを買う時には予算内で、行きつけの店のご主人に何度も試聴させてもらい購入する。そして、買った物に対して、その説明書、ライナーノーツなりを読む。

だが、一般家電製品に対しての愛情は恐ろしくない。基本的に物欲もなければ、購入意欲もない。ただ、必要に迫られた時にだけ、しぶしぶ購入するだけだ。

プリンターをわが家に導入したのは、通信教育で大卒資格をとる時に、レポート印刷の必要性にかられたからだ。そして、購入して印刷環境が整ったので、歌詞なんかもプリントアウトするようになったが、別になければ手書きでよい。

音源を焼いて盤面印刷をすることを考えれば、その機能を持った機器を欲しいと思ったことはあるが、なければないで我慢できる。今回はプリンターを買いなおすのだから、値段が極端に変わらなければ、あるにこしたことはない機能だと思い、該当機種を選んだまでだ。

本来なら、年賀状印刷なんかも、町のカメラ屋さん、印刷屋さんに外注すればよいとすら思っている。でも、家にそれをできる機能を持った機器があれば、使いたくなるのが人情だ。手間とコストを考えたら、家で刷るのも外注もたいした差はないような気がするのだが、現在では自宅印刷が主流になりつつある。

町のカメラ屋さん、印刷屋さんの商売において、年賀状印刷に対する需要は極端に落ち込んだ。その落ち込んだ分の市場をそのまま奪っていったのは、プリンターメーカーだ。
年賀状印刷という市場自体が、人口減少と慣習の変化によって下がっているなかで、その縮小した市場を、異業種間で取り合う構図、これは今の市場全体に多くある構図だと思う。全体のパイは同じか、縮小しているのに、いびつなシェア争いに血眼になる構図は好きではない。

印刷は印刷屋さん、写真は写真屋さん、その道のプロがたくさん存在していて、それぞれの秀でたスキルに合わせて分業が成り立っていた時代というのが、いちばん健全であったような気がする。

分業が崩れてしまってから、1人1人は、便利になったと思い込んでいるが、実は忙しくなっているのは間違いないと思う。そしてさらに、業務の専門性の境界が曖昧になって、誰でもそこそこは出来る環境が整ってしまったので、「その道のプロ」としてのプロ意識を持った商売人も減少したように思う。

たかだか2万円弱のプリンターを買ったくらいで、社会の分業にまで思いがいくのは、俺の中で依然、電気製品に対しての不信感がどこかにあるのかもしれない。メリーではない。

2 件のコメント:

mattoo さんのコメント...

残念ながらその日は番組の忘年会。
それも仕事なので、仕方なし。
もし、関西に長居するなら、連絡待つ。
ちなみに27日は会社忘年会、29日は連れと忘年会、31日は単身名古屋でフラカンのカウントダウン!

管理猿まえけん さんのコメント...

>Matooさん

30代半ばからは、お互いになかなか都合がつきませんな。20代は、年末はほとんど君にどこか美味しい店に誘ってもらっていたのに・・・。機会を待つしかないですな。

業界人の激務の合間にカウントダウン行くあたり、相変わらずの行動力に敬服します。

次回帰省時、改めて連絡しますに。