2007年10月11日木曜日

父親頼むで

亀田次男がぼろ負けだ。仕事でみていないので結果と一部のニュース映像だけだが、やけくそぼろ負け、完敗です。会場の雰囲気も完全アウェイ・・・。
胸がすかっとした人も多かったのではないかと思います。

個人的にも、内藤を応援していたので、これはこれで気持ちよかったのですが・・・・。

その一方で、負けた次男を初め、あの3兄弟には憐れみの念も感じます。というのは、彼らがテレビで報道されて、今や立派な悪役となる素地を作ったのはマスコミでっせ。
ニュースネタがない時に、話題性だけで取り上げ、奴等の失礼極まる受け答えを堂々とテレビで垂れ流し、風向き変われば、バッシング!!!  ある意味、国家的虐待でっせ。

奴らに非がないとは言いません。でも10代前半から、持ち上げられていたら、誰でもああなっている気がしますよ。問題は父と周囲の大人ですわ。

奴らはよく練習するらしい。それに思っている以上にボクシングも上手いらしい。ただ、それだけならたくさんの選手の中の一名選手で埋もれてしまうところを、父は絶妙な手法で売り出した(おそらく計画性はなく、父は素であろう)のに、マスコミは見事に食いつきました。漫画的なアプローチで。
しかし、これが漫画として完結するためには、奴らはあまりに実力がなさすぎた・・・。のせられてしまって、期待に答えた(半分は地で)結果がこれじゃ、青少年には酸っぱすぎますぜ。

もちろん、のせられる奴らが悪い! これは前提です。でも、今叩くのであれば、なぜ彼らがマスコミに露出しだした時に、テレビで目上の人に向かってタメ口聞いたりした時に、生放送で叱る人がいなかったのか! みのもんたさんにしても、スポーツニュースのキャスターにしても、奴等のため口に、大人がこびへつらうような仕方でしか対応していなかったのが事実です。

その一方で、ニュースとして亀田一家を見るまともな国民は、哀れなピエロに対して、潜在的に奇異感と嫌悪感を持っていました。その結果、今日の試合・・・・。

はっきり言って、史郎さんでしたっけ?あの父。彼を世に出したマスコミは、新種のいじめの種を世間に披露したようなもんだと思います。あの人が悪いんちゃうねん。あんなんいっぱいおるから。でも、公共の電波乗るひとちゃうねん。多くの人は相手せずに生きていくねん。

今や確信犯的な息子に対して憐憫の情はもちませんが、彼らがこうなってしまった原因には少し同情します。しょせん、ただの僕ちゃんたちを、あそこまで天狗にしたらあきませんわ。持ち上げたマスコミの皆さんは、彼らが今後どうなっても、しっかり責任持ってあげてください。

辰吉と亀田の違いは、本人が背負っている重しの大きさの違いですな。王者に対する真の敬意が、辰吉にはあった気がします。

結局一番の被害者は、漫画の草稿段階の殴り書きみたいな脇役と相手をしなくてはいけなかった内藤選手だと思います。彼の最後のコメント、「亀田君はやりにくかった、でも前の王者よりは全然弱かった。」これが真実だろうと思います。

はやくマスコミから亀田さん家の父を消して、僕たちには実力で頑張って欲しいと思います。
内藤さんおめでとうございます。お疲れ様でした。 切腹だけはやめてくださいよ。本心です。

ヤンキーコミュニティーを社会に持ち込まないで? 

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ども、こちらでは初めまして。m(__)m

> これが漫画として完結するためには、奴らはあまりに実力がなさすぎた・・・。

いや、もうこれが全てですわ。
悪態ついて、暴言吐いて、ヒールに徹する。これもプロであれば選択肢のひとつです。ただ、そこには憎たらしいほど強いってのが必ずセットである必要があります。でなければ、おおぼら吹きで負け犬の遠吠えにしかならないですから。

3兄弟がどこまで意識しているのかは謎ですけど、あえて「いばらの道」を選択してしまった以上は、負けは即引退に繋がるし世間は手のひら返すって事を周りが教えないとね。その覚悟があって初めてヒールでいられると思いやす。

きっと親父さんが、これからも係って行くんでしょうけど、ヒール路線で進むのなら一匹狼になったほうが実力って部分でも強くなる気がします。親父さん以外は怖さもなんも感じないしね。

管理猿まえけん さんのコメント...

反則騒動で、干されるかもしれませんよね。もう一度這い上がって来たら、素直に拍手送りたいと思います。

それにしても、和田あき子が「亀田よ、父親と縁を切れ」と言ってたみたいですが、あっ子さん、ゴッドマザーですね。その通りです。