2007年10月26日金曜日

ねぶたいこと限りなし

朝早くから、近所の解体現場の工事音と地響きで目が覚めた。
年々、二度寝ができない体質になっている。仕方なく書籍を手に取るが、音がうるさくて集中できない。
「引越し!引越し!」と枕を叩きながら小声で叫んでみる。 むなしくなってやめる。シャバがいい。

起き上がってテレビをつける。亀田長男が、マスコミにシバキあげられていた。恐ろしく安っぽい質問と反応をくり返すマスコミ・・・、シャッター切るタイミングが一律で、あいつらは「パチパチ教」の信者であろう。

言語能力が無い長男は一生懸命答えている。中学もろくにいかず、小さな世界で飼いならされた子供が20歳を超えた。受け答えはおそまつだ。おそらく、何が問われているのかもわかっていない中で、血縁関係の絆だけを胸に、公で吊るし上げられている彼が、かわいそうで、高貴に見えた。
サブ画面で、品の悪い顔でうなづく、YくMつるが性器に見えた。

史郎君にいたっては、やっと身を引くことを思いついたようだ。なにわのおっさんのいちびりは、高くついた。

誰一人、内藤選手への憐憫をトピックにしない。パチパチ教団のプロパガンダに冷めて、NHKを見る。

テロ法案審議で、石破大臣の答弁がなされていた。すばらしい答弁だ。質問者をにらみつける眼光のするどさは、仕事をしている自負の表れか? 彼は信頼できる政治家だと思う。少し大臣職にしてはマニア度が高くて怖いが・・・。

質問する議員の弁は、尺が長いわりに、内容が希薄だ。5秒で言えることを1分かけて言う技量は、政治家学校の日々の修練の賜物であろう。

近所の騒音が止んだのでテレビを切る。テレビなんか見なきゃ良かった。

ライブ前に喧騒を噛みしめる余裕はない。ねぶたいこと限りなしだ。

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