2007年10月31日水曜日

YOU  TUBE

最近、いろんな方が紹介してくれるYOU TUBE画像を楽しんでいる。mixi上で教えていただく画像は、どれもセンスがよく、楽しくてしかたがない。みなさんの映像をチョイスするセンスに脱帽である。

個人的にYOU TUBEは以前から楽しんでいたのだが、膨大な映像の中から俺がチョイスするキーワードは、任侠系や宝島系が多い。あと、最近入れたキーワードは「ヨハネスブルク」だ。映像は出なかった。音楽系のキーワードは入れようと思いつつも、優先順位が後になる。最後は入れるのを忘れて、個人的な趣味の検索でパソ時間を終える。

そんな中、音楽に関する映像紹介は本当にありがたい。単純なので、見た瞬間に興奮する。なんでもっと前に見なかったのだ!と思う映像も多い。しかし、興奮して、次にYOU TUBEを入れた時に入れるキーワードは「赤線」だったりする。映像は出なかった。「アパッチ」で入れたら、「アパッチ野球軍」が出た。辿る時間はなかった。キーワードは難しいのだ。

ひがな一日、映画や音楽の映像を見て楽しむ、優雅な日々を送りたいと思って、20年。未だにそのような日々は訪れない。見たら見たで感動するし、興奮冷めやらないのだが、いざ、休みが来ると時間の使い方は映像にいかない。活字だと何時間でもいけるのだが、映像は2時間が限界だ。

映画館にも自分の意思で行ったのは「少年ケニヤ」(中1)だけだ。

「ウッドストック」や、大好きなニール翁の映像でさえ、2時間とて連続では見れない。一種の障害ではないかと思う。

そんな俺が、「じゃりん子チエ」、「あしたのジョー」、「キャプテン」だけは連続で見れた。映像に関しての集中力のツボは小学校低学年並なのかもしれない。

原因は思い当たるものがある。幼少時代から、俺のおかんは俺にテレビを見させなかった。理由は凶暴性に磨きがかかって、暴力を助長するからだそうだ。みんなが正義の味方系のウルトラや仮面を見ている時、俺は熟女に囲まれ習字を習わされた。

おかんの教育が正しい、正しくないはわからない。ただ、映像にしっかり入り込んでいける素地を幼少時代に作れなかったのは不幸だと思う。見たいものを見れずにガキが習字である。俺はそのはけ口を活字と落ち着きのなさに求めた。

一見矛盾しているように見える、読書と落ち着きの関係だが、俺は本を読んでいる時も落ち着いていない。髭を抜きながら、足の指をシュリシュリさせながら、ビールを飲みながら、ものすごいスピードで読んでいく。読むペースが人より異常に早いことに最近気付いた。
俺は活字にはすごく集中できるのだ。シュリシュリしていても入っているのだ。

俺の今後の課題は、映像に入っていける想像力を鼓舞することだ。ビジュアルに対するセンスを磨かなくてはならない。映像をシュリシュリしながら見る力が必要だ。

おかんは、俺がもっとも苦手とするPeが出ている「冬のそなた」を何時間でも見ているそうだ。
そなたの息子であるなら、俺もいつの日か何時間でも見れる日が来るのかもしれない。

おかんを責める気はない。教育は難しい。「あなたの管」が俺にも通じているから俺は今、巡り巡って、「YOU TUBE」で映像リハビリを始めているのだ。

YOU TUBEの画像を紹介してくれる友人と、おかんに感謝しながら、俺も優れた映像を味わう目を養っていきたい。アニメ → ヒーローもの → 映像へと素晴らしき管にまかれていきたい。

今検索したいキーワードは、「デューク東郷」だ。壊したい何かがあるのかもしれない。金は北陸銀行にある。スイスではない。

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