2007年10月31日水曜日

黒い奴ら

賄賂や接待漬けの高級官僚のことについて、偉そうに述べようと思っていたのだが、俺がパソを叩くタイミングで、ノソノソあるく香ばしい音が聞こえ、音のするほうに目を向けると、カブトムシなみのゴキブリがいた。

俺は動物・昆虫に対する愛情が恐ろしくない。愛情以前に怖いのだ。俺の部屋でゴキブリを見たのは2回目だが、1回目はこおろぎみたいな大きさだった。今回はカブトムシだ。ヘビー級だ。

ゴキブリを見て、まず最初に思うことは、捕まえることや、殺めることではない。逃げることだ。

しかし、奴らは俺を襲ってこない。俺の方には来ない。逃げる必要がない。しかし、俺は逃げ場所を探して、窓を見た。本気である。

今もこの部屋にいるのであろう。眼鏡なんかかけるんじゃなかった。

奴の辿った軌跡は見事だ。壁沿いを見事に並行して走り、行き止まりになると、その壁沿いにまた直角に回り、鏡台の門で消えた。鏡台に隙間は無い。カブトムシが消えるだけの空間は存在していないので、きっと奴は忍法を使ったのだろう。

俺は不潔だ。しかし、俺の部屋は嫁が掃除している。うまか棒やリッツのカスも毎日掃除されている。
やつは何を食べて大きくなるのだろう?ストイックな奴だ。でもボデーはでかい。

何が怖いのかはわからない。怖さで言ったら、昔、アイコンタクトを交わしたネズミという生き物の方が怖い。ハムスターを飼っていた俺がだ・・・。カブトムシは怖く無いのに、ゴキブリは怖い。ザリガニは食べないのに伊勢えびは食べる。蛇は食わないのに鰻は食べる。奴らに取ったらまったく迷惑な話であろう。

ゴキブリを恐れないようにしよう。Paint it black ではなく、Painted in blackな奴に憐れみの念を抱こう。しかし、出てくる季節を間違えてもらっては困る。今は立派な秋だぜ!
秋は万物が色づく時だ。黒は色と認めたくない。色の変化をしないのが黒だ。

年中真っ黒い甲羅をかぶったゴキブリな御仁に拍手を送って、時事評論とする。
俺は奴らを責める気はない。ただ、忌むのだ。

黒いだけで嫌気がする。黒く塗られた奴らは孤独なんだ。トップは孤独で、そのはけ口を接待で満たしてあげようと思う。俺は明日から菓子のカスを捨てる。部屋に捨てる。

嫁は怒って俺を赤く染めるだろう。秋は色づく季節だ。それは良い。黒くはなりたくない。

2 件のコメント:

naka さんのコメント...

えと、ゴキブリは黒い甲羅をかぶったように背が黒い奴らで、高級官僚は腹が黒い奴らってオチでOK?(w

管理猿まえけん さんのコメント...

その通りでございます。甲羅と腹の違いで、ゴキは黒い看板あげてるから偉いです。
腹が黒いのは表面上は見えないですからね~。赤く塗りたいです(笑)