2008年5月6日火曜日

審判員を裁く

今日も職場の隣の高校のグラウンドでは、高校野球の練習試合がなされていた。
休日ということもあり、保護者を含めたギャラリーの多いこと多いこと!

俺たちが止める駐車スペースに、今日出勤したら、しっかりと車が止められていた。白線を引いて、誰が見ても、その建物の使用者専用にしか見えない駐車スペースに、当然のように毎回止めている奴がいる。

それだけではなく、建物周囲への駐車マナーが悪いのなんの・・・。白線ははみ出すわ、曲がり角に止めるわ、詰めずに止めて駐車スペースを自ら少なくするわで、ほんといらだたしい。俺たちは建物から少し離れた田んぼ脇に路上駐車しなくてはならない運命になった。

塾という性質上、保護者を敵には回したくはない。今までも駐車マナーの悪さには悩まされていたのだが、自分たちが止める場所以外の駐車に関しては、事故が起ころうが、何しようが知ったもんじゃない。黙認していた。

俺たちの止める場所にしっかりと止めている車、これも黙認して、しばらく遠くに止めて、彼らがどいたら車を駐車しなおしていた。

ところが、俺たちの駐車スペースに止めている車はいつも同じであることに今日気づいたものだから、なんとか打開策に出た。

言葉選びを慎重に、「突然の告知で申し訳ございません。こちらの駐車スペースは、当塾従業員のスペースとなっております。つきましては、次回から駐車をご遠慮いただければ幸いです。なお、他の駐車スペースに関しましては、各自のご判断の上、駐車なさってください。よろしくお願いします。」といった具合だ。そして、俺たちの駐車スペースに止めている3台の車のワイパーに挟んでおいた。

練習試合が終わるのをしっかりチェックして、2階の窓からこっそり、どんな面した奴が止めているのかを、こっそり見張っていた。

「こんなマナーが悪いことをするのは、おばはんに違いない!」とフェミニストもびっくりの偏見を抱いていた俺だが、おばはんは無実だった。すまぬ!

体格の良いお揃いユニフォームに身を包んだ3人のおっさんが、鼻くそほじりながら、堂々と駐車上に来た。審判御一行だ。車前で着替えだし、立ちションもしやがる。そして張り紙に気づきやがった。

奴らはワイパーに張られた紙を見て、3人でこそこそ話して、そのうち1人はその紙をその場に捨てやがる。俺はしかとこの目で見た。

かちんと来て、表に飛び出そうとする同僚を俺は止めた。「早まるな、お前だけを懲役に行かすわけにはいかない。行くときは一緒さ!ついて来い!」と言い、俺達はゆっくり1階に降りた。表に出た。

車はいなかった。逃げられた。路面には尿道がきらり、告知紙が風で飛んでいた。逃げられた。「こ、この手でアヤメさせてくれ!」俺は心でつぶやいた。

張り紙を見て、まともな人間ならば、事務所に謝罪に訪れるだろう。それがないどころか、張り紙を捨てる。そして放尿! 鬼畜だ。

清清しい高校野球キッズの球筋やアウトセーフの判別をする奴がこのざまだ。高校野球の審判する前に、人間としてやり直して欲しい。普段は何をしているやつか知らないが、ボランティアだとは思う。慈善活動をする事前に人間マナーを見につけろ!

野球のジャッジをすることを慈善で続けられる奴のモチベーションは、人を屈服させる美学なんだろうか? 自分が止めたい場所に止め、社会ルールは破っておいて、球筋の見極めもあったもんじゃない。尊大な態度の源が、男性シンボルに根ざすホルモンにあるならば、彼らの股間に硬球が命中することを祈る。宦官なって、駐車上整理でもしやがれ!

高校生相手に偉そうにジャッジ下す前に、自らの行動にジャッジを下して欲しいものだ。こんな奴らに偉そうに裁かれるキッズが可愛そうになった。

駐車マナーの悪い奴は病的だ。スーパーなんかの駐車上でも、平気で白線をまたいで止めていたり、縦列駐車でつめずに無駄な空間を作りだす奴ら、これらの行為を取り締まる法律はないのだろうか? 申し訳ないが、そんなことをする奴が、しっかり道交法を守っているとは思えない。大事故を誘発する前に、こっそり逝って欲しい。

練習試合は頻繁にある。同じ車が最短で来週来る。俺は審判コスチュームの3人を見かけたら、奴らが捨てた紙を持って、文句を言いに行くつもりだ。ほんの一言だ。多く話すのもけったくそ悪い。「君らまとめて退場!」 し尿便を添えて渡そうか?と思っている。

高校野球キッズの素晴らしさを大人が害していく。審判を選ぶ権利をキッズに与えてやってほしい。

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