2008年5月31日土曜日

文字表記による言語イメージ




ガソリンがまた上がる。リットル170円代突入が現実に。まだまだ上がり、200円も十分にあり得る。

俺のボロ車はリットルあたり7キロぐらいしか走らない。7キロ走るために170円使っていたら、マラソンを車で走ったら1000円超えだ。毎日最低45キロは車に乗る俺は、毎日最低、交通費1000円以上が必要になる。ほんまに毎日マラソン通勤したろうかと思う。

ガソリン価格に対する不満を言うのが今日の主旨ではない。ガソリン→車→自動車メーカー→社名→固有名詞→イメージの変遷について、ちょっと思ったのでお絵かきついでに記す。

国内自動車主要メーカーの車名を見渡すと、トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ、三菱だ。
三菱以外は人名だ。

トヨタは創業者の豊田佐吉さんの苗字、同じくホンダは本田宗一郎さん、マツダは松田重次郎さん、スズキは鈴木道雄さんに由来する社名だ。三菱は財閥として苗字に関連ない社名を用意しているが、ほとんどが苗字由来の社名だ。

苗字を冠したメーカーが世界に名だたるメーカーになり、カタカナ、アルファベットでの表記の方がイメージがわいてくるようになる。

同じ音であるにも関わらず、人名とは離れて社名が認知されるようになってきている。この変遷は面白い。

俺は、豊田さん、本田さん、松田さん、鈴木さんという名前の知り合いがそれぞれいる。ところが、車の話をしている時に、彼・彼女の名前が頭に浮かぶことはない。

「お前何の車乗ってるん?」
「俺? 俺な、~やわ。」  と言うときの~は、豊田でも本田でも松田でも鈴木でもなく、トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキだ。漢字認識ではなく、カタカナ認識だ。

日常会話の中で、同じ音を持つ固有名詞が、瞬時に頭で漢字、カタカナに変換され、そのイメージで事物として認識し、変換する言語に対する脳のシステムを凄いと思う。

そして、人名が社名としてブランド化した人たちを、やはり素晴らしいと思いたくなる

人名にまつわる固有名詞を例として出して恐縮だ。同名の方には申し訳ないが、これら自動車メーカーの人名が社名として、カタカナイメージを持つに至れたのは、人名の音が元々優れていたからか、それとも、どんな人名でも発展を遂げれば、別イメージを持つことが出来るのだろうか?

例えば(同姓の方申し訳ないです)、「馬場さん」という人が起業し、それが発展を遂げ、市場を得たとする。そうすると、馬場はババ、BABAになり得るのだろうか?

「お前、何の車乗ってるん?」
「俺? 俺な、ババやわ」という会話は自然になされるのだろうか?

他の苗字にしても同じだ。

「お前な~、やっぱ車は、コイズミやで~、長持ちすんで!」

「あほ! コイズミはガキが乗る車じゃ!改造しまくりのガキが見た目に騙されるんじゃ! 団塊の世代はやっぱオザワやで!」

「そうかな~? エンジン良いのはわかるけど、よく壊れへん? いまいち信頼おけんわ。 エンジン弱いアベも嫌やけど・・・。」

「そやな~、どこのメーカーがいいか迷うな~? フクダはどない?」

「フクダはもうすぐ倒産するで! おもろいのはモリ! めっちゃファンキーやで! 燃費めっちゃ悪いけど・・・。」

といった具合の会話が、個人名を連想せずに成り立つようになるのだろうか?

固有名詞が偉大になる過程で、色んな文字表記の変遷がイメージにリンクして表れ、ある程度の発展を遂げた時点で、最初の人名には思いも至らないようになる。実に面白い。

文字表記によるイメージ変換がスムーズになされることは素晴らしい。同じ音に複数のイメージと認識を持ち、場面に応じて瞬時に必要な情報を取り出せる力は、人間の素晴らしさを感じる。もし、この機能が壊れてしまったら?????  上の芸術的な絵を見よ!

2 件のコメント:

bambi さんのコメント...

本文と微妙にズレますが、
「ジョカノ」という単語に大爆笑しました!

管理猿まえけん さんのコメント...

bambiさん

「ジョカノ」は、僕の渾身のギャグです。若い子には受けません。壮年にも受けません。受けてくれたbambiさんに感謝です。しつこく使います(笑)